2011年02月27日

そういえば飛び込みたいと思わなくなった

先ほど駅のホームで電車を待っていて、ふと
「そういえば最近飛び込みたいと思わなくなったな・・・」
と思った。

気がつけばもうずいぶん長いこと、
ホームに電車が入ってくるとそこに飛び込みたい衝動?というか
条件反射みたいな、本能的な強い願望があった。
東京に引越してきた後もあったのは間違いない。
うつのベースにはたとえどんなにわずかにでも、希死念慮があるという。
底の方に薄い膜を張ったように、横たわる死。


数年前、自分の乗っていた電車に飛び込み自殺があった。
私はたまたま先頭車両に乗っていて、そこに彼女は飛び込んだ。
その時の、飛び込んだ彼女が電車にぶつかってきた衝撃を今も覚えている。

駅のホームで電車を待つ時は、いつでも自分があの時の彼女になれる、
そう思っていたものだ。

だが、最近電車を見ても、全くそういう気が起こらない。
いつからだろう?

深いみずうみの底にあった何ものかが、変化しているようだ。



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週末

昨日は午後の勉強会に参加した後、
絵画教室に行くためだけに夜になって実家に帰った。
今日は午前は美術館に行き、午後は絵画教室に行った。

受診もないのに、絵画教室のためだけに週末実家に帰るのは
新幹線代を考えるとちょっとためらったが
やはりこの判断は間違ってなかった。
美術館、油絵、両親との会話、これらすべてが
私には治療的役割を果たす。

美術館の展示には心を動かされた。
作品からゾーエーを感じることができた。
油絵も少しずつ完成に近付いている。
5月の展覧会には間に合うだろう。

昨夜は最近あった、俊太郎さんへの手紙にまつわる一連の出来事を
母親に話し、SNSに寄せられた温かいメッセージも見せた。
母親は泣いていた。

今は東京へ戻る新幹線の中。

明日からまたがんばろう。



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2011年02月26日

デパケンR

メインの内服がテグレトールからデパケンRに代わってからもうすぐ1年。
あれ以来本当に、病状が良くなった。
見違えるように落ちついた。
明らかなターニングポイントだ。


今年もあのような会があったら(きっとあるだろう)
また神田橋先生にお会いして勉強したいと少し思っていたが
いや、それは主治医が決めることだ、と思いなおした。


1年が経って、ここでもう1度神田橋先生との出会いを読みなおそう。
http://bp2.seesaa.net/article/141978053.html
http://bp2.seesaa.net/article/143008204.html
http://bp2.seesaa.net/article/143048135.html
http://bp2.seesaa.net/article/143049555.html
http://bp2.seesaa.net/article/143464775.html



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2011年02月24日

木曜の午後

今日は月に1度だけ、木曜の午後に研修医勉強会がない日だ。
午前の外来を終えて、サクッと帰宅した。

午睡をしようと思ったが、その気にならない。
以前はちょっとの隙間さえあれば午睡を狙っていたのに。

片づけなどをしたのち、かなり長い間
珍しくyou tubeを見ていた。
子供のころ好きだったバンドのライブ映像。
懐かしくて涙が出る。

いい時間になったので、先日から苦戦している研究発表の
データ分析にも取り掛かる。
少しできたのでS先輩に送ったところ
珍しく(失礼)すぐ返信が来て、しばらくメールとチャットのやりとり。
先日のSNSでの「告白」についても感想をもらった。

夜は谷川俊太郎さんの詩集を読んだ。
3人目の妻である佐野洋子さんの挿絵が美しい「女に」。
間違いなくこの詩集は、佐野洋子さんに贈ったものだ。
素晴らしい内容だと思う。

amazonで検索し、佐野洋子さんのエッセイも読んでみたいと思う。
しかしたくさんあるのでどれから買おうか。
まず立ち読みしよう。


こうやって過ぎていく時間もよいのではないだろうか。
木曜の午後。





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2011年02月23日

間違えた

先日送った俊太郎さんへの手紙の
「2007年から私は躁うつ病の一種である、
 双極2型障害と診断され、治療を受けていました。」
というところ。
送ってしまってから、正しくは2007年であるのを
2008年と書いてしまったことに気づいた。
(ブログの方は修正した。)


なんとも複雑な気分。
いつ発病したか、こんな重要なことを忘れてしまった、ともいえるし
いつ発病したかなんてもうどうでもいい、という境地に至ったともいえる。


SNSである先生がコメントしてくださったように
「次のステージへ立った」ということかな。



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これでいいのだ

某SNSで告白をした翌日に
「これで良かったのだろうか」と悩みながらも
やっぱり良かったんだろう、と思ったことを、
S先輩のメールの返事を紹介しながら書いた。

そうしたらある先生からのコメントにこうあった。
「これでいいのだ。」

すぐさま、このCMを思いだした。





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2011年02月22日

告白を終えて

(告白http://bp2.seesaa.net/article/187122942.html

ほっとした。
やっと、日の光のもとへ出られるという安堵感。

私は私であり、このままでいいのだ。
何も恥ずべきことはないのだ。


S先輩に報告したら、こんな返事が来た。


***

> 自分がそういう心境になれたことが良かったと思っていますが。

僕も全くその通りに思います。

SNSに公開しようという気持ちになって、そういう行動をした、ということが
良かったと思いますよ。

だから、公開したことは、先生の中での変化が具現化したものとして
良かったのだと思います。言ってみれば「作品」でしょう。

作品発表おめでとう!!
生み出すまでいろいろあったね。
下地は何度も描き重ねたし。
生み出してから額装して発表するまでも葛藤があったね。

そしてついに発表する機は熟したのですね。
ポンと背中を押してくれたのは谷川俊太郎さんでしょうか。


世に出た作品は、読み手がいろいろ感じることでしょう。
でも、知らない作者ではなく、○○先生という実像があるから、
きっと良い影響を及ぼすんじゃないかな。

***



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2011年02月21日

告白

先ほどの記事↓を某SNSで公開した。
http://bp2.seesaa.net/?1298299346
「告白も兼ねて公開します」と書いて。

某SNSは、同じ領域の医師の登録がほとんどだ。
皆実名で登録しており、活発に議論している。
リアルでは親しくなくても、SNSを介しての輪が広がっている。
先日の学会はまるでSNSのオフ会のようでもあった。

そこに、先ほどの記事では伏字にした部分も全て実名で投稿した。


私の中で、何かが変わったのだと思う。
彼らには、自分のことを伝えても大丈夫だと思えるようになった。
自分の居場所がそこにはあるように思った。

病名も含め、フルカミングアウトは初めてのことだ。
しかしきっと、腫れものに触るような扱いはされないだろう。
投稿直後から「いいね!」がたくさんついている。


これも振り返ったら、階段をひとつ上がったことと思うのだろう。



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俊太郎さんへ

先ほど投函した手紙。


***

俊太郎さん

 本日、□□出版に勤める友人から突然メールがあり、「仕事で谷川俊太郎さんの家に行ってきました。○○(私)さん宛てにサインをもらいましたので、お時間があったら今日渡しに行きます。」とありました。突然のことで、ビックリしました。友人とは時々ネットでやりとりしたり、ごくたまに会うくらいの仲でしたが、私が俊太郎さんを好きなことを覚えていてくれたのです。私はすぐさまその絵本を受け取りに行き、今日の出来事についても話を聞きました。俊太郎さんは友人の個人的な申し出を快く引き受けてくださったとのこと。どうもありがとうございました。実は私は、△△県の××に何度か足を運んでいまして、俊太郎さんからサインはいただいたことがあるのですが、「○○様」という名前入りのものはありません。大切にいたします、とても嬉しいです。
 ですが私は、本当はもっと前に、俊太郎さんにお礼を言わなくてはいけないことがあったのです。そのことで手紙の下書きも何度かしましたが、届けるには至りませんでした。今日やっと、1年数カ月ぶりに、改めてお礼の手紙を書きます。
 私は、2009年12月13日の××で、DiVaの夜のライブが始まる前、俊太郎さんに「目の前に砂漠が広がっていて一人で歩き続けなきゃいけない時、どうしたらいいですか?」と質問しました。覚えていらっしゃらないかもしれませんね。あの頃私は、病気の症状に苦しんでいました。2007年から私は躁うつ病の一種である、双極2型障害と診断され、治療を受けていました。病状はそう簡単には良くならず、医師の仕事がままならないこともありました。ちょうど俊太郎さんに砂漠の質問をした当時、酷く苦しいイメージに囚われていました。目の前にずっと続く砂漠を、たったひとりで歩き続けなくてはいけない苦痛。あと50年歩き続けるのも今終えるのも私にとってはなんら変わらない。同じだ。だったら、今終えよう。目の前に、どこまでも続く孤独の砂漠が広がっているのです。その砂漠から逃れたくて仕方がない、そのためには死しかないのではないか。そうとしか考えられない日々が続きました。
 私の主治医は毎日昼休みになるとハガキ1枚に、筆ペンで気に入った言葉を書いて、小さな額に入れて待合室に飾っているのですが、その、死の砂漠に私が苦しんでもう駄目だ、本当に死んでしまう、というある日の診察日に、主治医は「今日のハガキを見てらっしゃい」と言いました。そこには「いなくならない」と書かれていました。主治医は俊太郎さんの「詩の本」の詩のタイトルから気に入ったものからいくつか、書いていたのです。そして主治医は私にこう言いました。「だからあなたもいなくならないでください」と。このハガキの言葉で、私は死の世界へ一歩進むのをグッとこらえました。主治医と俊太郎さんに助けてもらったのです。(このことを俊太郎さんに伝えたら、俊太郎さんは「本当に俺の詩が役に立つこともあるんだなあ・・・」と驚いてらっしゃいました。)
 それでもそれ以降も、砂漠のイメージは消えませんでした。映像として鮮明に私の目の前に広がっていました。これではまたいずれ終えたい衝動がやってくる、何度もやってくるに違いない。その時どうすればいいのかわかりませんでした。
 ライブが始まる前、この孤独の砂漠から逃れるにはどうすればいいか、俊太郎さんに尋ねました。本当に突然の質問でびっくりされたでしょう。にもかかわらず、俊太郎さんは誰よりも明確にその答えを示してくださいました。「孤独を消すことは私にだって難しい。誰かのために何かをすること。私だって、誰かのために、詩を書いている。あなただって誰かのために何かをすればよい。浮浪者とか、老人に優しくしたっていいよ。あなた医者なの?だったら、患者さんのために何かすればいい。」それまで、私のこの砂漠のイメージに対し、誰からも納得のいく答えは得られませんでした。だけど俊太郎さんにこう言われて、ああやっと、砂漠の孤独に立ち向かう答えをもらった、と思いました。本当に目の前がさーっと開けていく気がしました。その答えを、あの谷川俊太郎さんと2人きりで話をして見つけていただいたのだということも、私には本当に特別な出来事です。あんな具体的で個人的でしかも抽象的なことを、俊太郎さんはお時間を取って丁寧に答えてくださいました。私にとっては生き死にに関わる、重大な問題でした。本当にありがとうございました。
 その後もいろいろありましたが、私の病状は少しずつ確実に良くなっていきました。仕事も少しずつできるようになりました。そしてより理想とする医療を仲間と共に実践したいと思い、2010年の10月から心機一転、東京へやって来られるまでになりました。今、毎日が充実し楽しくやっています。こんな日が来るとは、あの頃は思ってもいませんでした。あの砂漠の広がっていた日々も、今思えば無駄ではなかったなあと思います。発病してから、病には辛い思いをいろいろしてきましたが、今ではそんな病から教えてもらったことがたくさんある、病が私の人生を豊かにしてくれた、病こそ私の師であり宝である、今ではそう思えるようになっています。
 私は発病する以前からずっと、生きることや死ぬことについて考えていました。そして日頃から、「芸術と詩を生きる糧に」してきました。好きな詩人の詩を読んだり美術館に行ったりして生きるためのエネルギーをもらっていたのです。私にとっては、死と生は同義でもありました。また、生と性も同義と思うようになりました。ふと、ひょっとしたら詩と死と生と性は皆同じ、繋がっているのかしら、などと思います。
 俊太郎さん、本当にありがとうございました。これからも俊太郎さんの詩から、生きる糧をいただき続けたいと思います。そして俊太郎さんに助けてもらったこの生を、生き続けたいと思います。



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踏ん張った

今日は朝起きたらなんとなく調子が悪い。
「休もうか」という考えが頭をかすめ
「これは果たしてうつだろうか?」
「うつがなく過ごす期間をなんとか延ばしたい」
等々、ぐるぐる考えが回る。

結局「たぶんうつではない」
「週末忙しくしすぎて疲れたのだろう」
ということにして、出勤。

診療所についたら、朝から急変した往診患者の家に呼ばれて
結局救急車要請。
嫌でもテンションを上げないといけない。

午前の外来は他にも問題のある患者が訪れたりして
いろいろ頭を悩ませた。
午後の往診は少なかったので、サクッと終わって帰ってきた。

やれやれ。
なんとか踏ん張ったな。


今日こそ早く寝よう。



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2011年02月16日

「水曜日は寝る日」が定着

水曜の午前は仕事が休みだ。
ここしばらく、ずっと寝て過ごすことが多い。
最初のころは「あ〜あ、また寝ちゃった」と思っていたが
主治医からも「寝ていていいです」と言われ、気にしなくなった。

今日は本当はやることがあって、起きようと思っていたのだが
なんだかんだと寝てしまった。

まあ、いいや。


さて、今から仕事がんばります。



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眠い

いろいろやりたいことはたくさんあるし
明日は水曜なので午前中寝るつもりで夜更かしもできようが
今日は眠いので素直に寝ようと思う。

体に正直に生きるのはよいこと。

そういえば、主治医の“養生のコツ”にあったな。
「からだの声をきく」
http://bp2.seesaa.net/article/117762524.html

おや。
ここにも「未来へ」がある。



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2011年02月15日

蕁麻疹が消えた

実は1月29日からしばらくの間、
毎日夜になると起こる蕁麻疹に悩まされていた。

両下腿の前面、後面、両大腿の前面の広範囲に出て
とにかく痒くて仕方がない。
堪えられず掻くので一部湿疹化してしまった。
入浴で暖まるとさらに痒くなり、睡眠にも影響した。
今までこのような蕁麻疹は経験したことがなかったし
通常蕁麻疹は数日で治まるものだが、
10日以上経っても一向に治まる気配はない。
正直ちょっと困った。

しかし以前より主治医に
「体の症状が出るのは精神にとっては良い兆候」
と言われていたので、体とは逆に、安心もしていた。
この蕁麻疹は私にとって好ましい何かだ。

同時期、私は大いなる変化の中にいた。
新たな出会いがあり、自分が未来へ向かって動いていくのがわかった。
望ましい変化だ。
きっと蕁麻疹は、この変化の証拠だろう。
そう思いすらした。

先日の土曜日、受診の際主治医に蕁麻疹について話すと
「それはまさに“病邪(びょうじゃ)”が体の表面に出ていることそのものだね」
と言われた。


“病邪”とは、東洋医学の考え方で、体にとって有害なもの、病気の原因を意味する。
一方、病邪に対する抵抗力を“正気(せいき)”と呼ぶ。
病気とは病邪が正気に勝ったときに起こり、
治療とは病邪を抑えることでもあり、同時に“正気”を高めることでもある。

また、東洋医学では、自身の内界と外界の境となるのは皮膚であるという。
病気が重症の時は体の深い部分に存在しているが
改善とともに徐々に体の浅い部分へ出ていき、その最後の関門が皮膚であると。

(私は東洋医学にあまり詳しくないので、上記の説明に誤りがあってもご容赦願いたい。)

つまり、皮膚にこのように派手に症状の出ている私の今の状態は、
現在まさに“病邪”が出ていこうとしている表れだと。

そう言われてとても喜んでいる私に、主治医は続けてこう言った。
「体に症状が出ているとは、地に足が着いているような、安定している証拠だね」

主治医によると、体の症状は、精神にとっては好ましいことなのだ。
精神疾患が改善していく時には、決まって体の症状が出るという。


そうして受診後実家に戻ったのだが、不思議なことが起きた。
その晩、前日までのようには蕁麻疹が出ないのだ。
入浴時暖まって少し出たのみ。

翌日の日曜日もそうで、昨日からはとうとう入浴時も出なくなった。
今日も全くない。


蕁麻疹はいずれ自然に治癒するのが当たり前なので
このことは単なる偶然かもしれないが、私にとっては偶然ではない。


外界と内界の狭間に病邪が姿を現し、消えていった。
私の内から病邪が出ていった。


ひょっとしたら、この病に、治癒はあるのかもしれない。
ちょっとそう思い始めた。



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メモ

河合隼雄著書
発表研究
蕁麻疹
ワクチン学習会
診療所での仕事もろもろ
診療所5か年計画



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2011年02月14日

家計簿

昨日確定申告をしていて、医療費控除のために
改めて領収書と家計簿を突き合わせて確認をしていた。

貧困妄想対策につけ始めてもうすぐ2年になる。
http://bp2.seesaa.net/article/117984593.html

今ではずいぶん適当になっているが
それにしてもよく続いているものだ。

この家計簿も、私の大切な歴史そのもの。



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2011年02月13日

確定申告の時期がやってきた

毎年この時期が来ると恐れおののくことがあったはずだ。
そう、今はまさに確定申告の時期だ。


以前から何度も記事に書いてきたが、
この2年、確定申告のために書類作成をしていると
強い貧困妄想が湧いて出た。
発病し転勤を余儀なくされて収入が大幅にダウンし
それもこれも双極性障害のせい、と苦しんだ。
http://bp2.seesaa.net/article/139617674.html

そうして確定申告がやってくるたびにうつになっていたのだった。
http://bp2.seesaa.net/article/142518865.html

また、自分は「喪失体験」をしたのだと改めて思い知った。
http://bp2.seesaa.net/article/142689816.html


しかしそんなことすっかり忘れていた。
先ほど自宅に戻ったところ、やっと最後の源泉徴収票が
ポストに入っていたので(バイト先が複数あるため)
これで全て揃ったさあできる、と
すぐさまネットで確定申告の書類を作成し始めた。
昨年保存しておいたデータを活用し楽に作ることができ
1時間半ほどでおおむね出来上がった。

そしてふと、思い出した。
毎年の確定申告によるうつを予防するため、
去年主治医が私に妙案を授けてくれていたのを。

なんとすっかり忘れていたのだった!
そうだ、
「来年からは確定申告はしなくていいです、お父さんにやってもらいましょう」
と言われていたのだった。
http://bp2.seesaa.net/article/142575963.html


なのにすっかり忘れて、しかも難なく出来上がってしまった。
なんということ!

その上気分は悪くない。
これっぽっちも苦悩はない。
きっとうつは引き起こされないだろう。



やはり私は前へ進んでいる。
それは間違いない。



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2011年02月12日

3週間

明日は3週間ぶりに主治医受診の日だ。

私は10月に東京に来て以降、そのときの予定に合わせて
月2回をペースに受診をしている。
(それまでは毎週だった。)
つぎの受診までの間隔がが2週間開くときもあれば、3週間のときもある。
今月は1回しか受診しない予定。


主治医曰く
「4週間は開き過ぎだね」
とのこと。
3週間まではよいが、4週間間隔になると
何か繋がりが途切れた感じがすると。

はじめの頃は、2週間開いただけでもずいぶん時間が経ったような気がしていたが
今回も3週間開いたが、大丈夫だ。
この間隔に慣れてきたこともあるが
主治医との“同行二人”の関係ができていることが大きいだろう。


たとえ主治医が時間・物理的に離れていようと
いつも私の隣にいる気がしている。



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2011年02月11日

連休の予定

今朝は朝から新幹線。
絵画教室の新年会に参加するため、実家のある都市へ向かう。
雪は降っていたが新幹線は予定通り動いた。

明日は絵画教室。
絵もずいぶんいい感じになってきた。
ここ数週間の私の東京生活におけるさまざまな体験も
きっと絵に生きるだろう。

明後日は東京に戻って後輩と食事。
2月は毎週勉強会と食事会があって忙しい。

それと同時並行で学会発表の準備もしないといけないし。
でも読書もしたいし・・・
診療所での健康増進集うのパンフレットも作らなきゃ・・・


やることがたくさんあるというのは幸せなことだ。



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人間は、死なないんだ!

研修医勉強会の終了後、渋谷の映画館で
「死なない子供、荒川修作」を観てきた。

むちゃくちゃ、良かった。

私が生きるうえで、療養のうえで大切にしている
主治医の言う“ゾーエー”、木村敏先生の言う“間”、
神田橋條治先生の“雰囲気”など
数々の言葉が次々連想された。

荒川修作の言う、「人間は、死なないんだ!」とは
主治医の言う“ゾーエー”そのものだ。
http://bp2.seesaa.net/article/181696006.html
今日の映画も、私たちが生きるうえで必要なものを示してくれた。


荒川修作には数年前に一度会ったことがある。
元帝京大学精神科の内海健先生に会いたい一心で参加した病跡学会でのことだ。
東洋大学哲学科の開催で、荒川修作は東洋大学哲学科教授の
河本英夫先生と共同研究しているとのことで、特別講演があった。
まるで酔っ払いのような豪快な語り口で終了時間が来ても一向に話を止めず、
「みんな間違ってる!大馬鹿だ!」と叫んでいたのが印象的だった。
重度の脳性麻痺患者とコンテンポラリーアートのトップダンサーと
生まれたての赤ん坊の動きには差はなく、
生まれたての赤ん坊はありとあらゆる感覚、能力を持っているけど
大人になるにつれてその能力を失ってしまう、という話と
「ホモ・エクササイズ」と題された映像を覚えている。
http://tieph.toyo.ac.jp/act-pst08.html)。

懇親会でも荒川修作は大勢の人に囲まれ、気さくに話をしていた。
今思うと、あれは貴重な体験だった。


東京に来て4カ月。
こうやっていのちを磨いてくれる出来事に出会う機会が多い。
感謝している。



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2011年02月09日

8〜9点

あれほど毎日欠かさずつけていたUPDOWN表だったが
去年の9月からぷっつりつけるのを止めてしまった。
自分でも不思議なくらいだ。
(UPDOWN表については過去の記事を参照↓
 http://bp2.seesaa.net/article/124353987.html

忙しかったのもあるが、ずっと安定していて変わり映えしなかったので
ついつけるのを止めた、というのもあった。
その頃の記録を見ると、ずっと6〜7点だ。
私にとってより心地よい点数とは8点以上だったので
6〜7点であることはちょっと不満足でもあった。
しかし8〜9点とは軽躁であるいうことを意味したので
軽躁の後に来るうつのことを考えると、6〜7点で我慢しなければ、
とも思っていた。


ところが、こちらに来て以降、いつ頃からだろう、
前回のうつが済んでからだろうか、最近では常に8〜9点であると思う。
しかし今の状態は軽躁ではない。
私は自分の状態が“軽躁”か“普通”かはっきりと区別できる。
今は“普通”にしてかつ良い状態であるといえる。
なのでここからうつに転じるという心配はしていない。
(それとは関係なく、いずれうつが来ても仕方がない、とは思っている。)


今の環境が良いからだろうか。
何にせよ、ありがたいことである。
少しでもこの状態が続くよう願う。



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