2010年12月03日

理解がある

週1回仕事をしている診療所のA医師が、私の病状に対しとても理解がある。

新しい職場になってから2度うつになっているが
回復した後その都度一緒に昼食を食べながら、いろいろ話をした。

どうやらA医師は必要に迫られ、自分でも
精神科領域のことを勉強していたらしい。
しかし百聞は一見に如かずとはこのことで、
書物で読んだ知識以上に、体験者(=私)の話は興味深いとのこと。
次から次へと熱心に尋ねてくる。
そして理解が早い。


私は双極性障害でも、ラピッドサイクラーのうえ、うつ期も短い。
何の前触れもなく突然やってきて、突然去っていく。
この、前兆がなく、しかも去ったら一気に良くなる、というのは
通常とは違うパターンゆえ、わかりにくいし対処もしにくいらしい。
(徐々に調子が悪くなるほうが、周囲が気づきやすく対処もしやすい)

しかしA医師はそんなこともすぐさま理解したようだ。

今回私の調子が悪いと聞き、「そうか、来たか」と構えて
さっさと私の担当の仕事を片付けるスケジュールを組んでいた。
その早さといったら見事だ。
しかし私のうつは2日で晴れてしまった。
ならば、と、受け入れもスムーズで、予定通り仕事をさせてもらった。


「うちのスタッフには、○先生(私)のことは
 『喘息患者と同じようなものだから』と説明しといたよ」
と。
なるほど、喘息患者も発作が来たら数日はしんどくて働けないが
発作が治まれば元通りだ。
なんてわかりやすい例えだろう。


何よりも、私が自分の気持ちや体験など説明するにつけ
「なるほどなァ、経験してみなきゃわかんねぇよなァ」
「いやあ、勉強になるよ」
「こういっちゃあれだけどさ、先生(私)いい経験してるよ」
(↑完全な江戸っ子)
と頷く姿勢がとても見ていて面白い。
私を評価してくれているのだ。

ありがたい上司に巡り合えたものである。



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posted by きらきらちょうちょ at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 現在 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

休職

今日は勉強会の後簡単な忘年会があったのだが
ここ数年(暗にメンタルの)調子が悪くて、という話をしたら
「○○先生は1年目に休職したよね」「あ、私も」「実は私も・・・」
と、その場に居合わせた人がみな、口々にそう言いだした。
同テーブルの私以外の3人とも、数週間から数カ月休職していたのだった。
しかも驚いたことになんとボスまでが、わりと最近になって休職していた。
どの人も明らかな病名がつくような疾患だったわけではなさそうだが
そんなに休職者が多いのなら、結局休職せずに乗り切ってしまった私って
けっこう頑張った方じゃん、などと妙にホッとしてしまった。


ちなみにボスは休職の2週間の間、ひたすら寝るか漫画を読んでいたそうだ。
全巻読み終わる頃に、道が開けたとのこと。
ふーん。



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posted by きらきらちょうちょ at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

明け

うつが明けて初めて仕事に行った。

診療所のスタッフは私が来て驚いていた。
ボスが今週いっぱいは私が休むように手配していたので
私は来ないと思われていた。

しかし、一旦うつが明けてしまえば元気なのだ。
元気を持て余して家にいてもあまり意味はないのだ。

とはいえ、今回のうつは程度が重くてかなりきつかった。
明けた翌日の仕事が午後からで、しかも
(患者を診なくてよい)書類書きだったので、楽で助かった。

私は診療所のスタッフにはかなり自分のことを話すようになっているので
(こんな小さな規模の職場では、話さなくてはやっていられない)
「前日まで元気でも、何の前触れもなく突然不調がやってきて
 不調になると体が重くて全然動けなくなり、何もできない」
「だがひとたび晴れてしまえば、その後は変わらず元気でいられる」
という説明の仕方をした。
この説明で理解してもらっているようだ。
よかった。

明日は一人で外来の日だ。
一人で、というところがキーで
この一人の日にうつがやってくると、どうにもできなくなる。
今後はこの一人診療の日の対策を考えなくてはいけない。

ともかく、今回も乗り越えられそうだ。



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posted by きらきらちょうちょ at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 現在 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょっと死んでみる

うつの間中、ずっと死ぬことを考えていた。
電車を見れば飛び込むイメージ、家に帰れば物干し竿で首を吊ろうか、と。

よく、芸能人などで
「鎮痛剤を誤って飲みすぎて」などといった死因が書いてあるが
どうやったら薬だけで死ねるものか、教えて欲しい、と思ったり。
(致死量になるには相当量飲まなくてはいけないので、通常無理)

痛くなく、楽で、一瞬で、死後も汚くない、
そんな都合のいい死に方はないものか、ずっと考えていた。


今日臨時で主治医受診をした。
その時に、↑このような話をしたところ、
「死ぬことを考えることは良いことなんですよ」と。
それも生きる工夫のひとつで、神田橋先生のおっしゃる
「ちょっと死んでみる」を実行しているのだ、と。

そうだ、そうだった。
「ちょっと死んでみる」の術があったではないか。

以前記事にも書いている↓
http://bp2.seesaa.net/article/127994605.html

ちょっと死んでみることで、本当に死ぬことを避ける術だ。

今後も希死念慮が来たら、これを思い出して
「ちょっと死んでみる」を実行しているのだ、と意識してみよう。
それは、生きるための工夫なのだから。



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posted by きらきらちょうちょ at 00:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の一文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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